落ち着いて築く

ある人から落ち着いて築く事を学んでいた。
私の人生は、ある意味、その時その時を全力で生きてきただけだ。
年単位で着々と積み上げて来たのは、鍼灸の技術と傾聴の技術くらいだろう。
こう見えて、人づきあいは苦手だ。
なので、人間関係を落ち着いて築く事を蔑ろにして来たと改めておもう。
時間をかけて落ち着いて築いた関係は、壊れるのにも時間がかかると、
その人はいう。
その人とその事を実感したかったが、叶うことはなかった。
このことは私の人生で大きな損失であろう。
ただ、私の人生に人との新たな関わり方が加わったのは確かだ。
とてもありがたい事だと思いながら、その人との別れに今は浸っている。
またいつか、いまより成長した私で、酒を酌み交わしたいものだ。

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足りない

「足りない」。
この言葉には「否定」が含まれる様だ。
お互いがやりたい事をやり、
自分の人生を”自分探し”にだけ力を注いでいる夫婦にお会いした。
とても充実し、幸せそうに見えたが、何か”足りない”感じがした。
詳細は全く知らないが、お二人には子供がいない。
ただそれだけだが、私の中で何かが起こり、
地が図になろうとしている。
重い黒い物が私のミゾオチの下で疼く。

足りないと思うと、その存在を認めたくない。

もし、その二人に子供が居たなら、
ただ”他のあり様があった”だけの話なのだが…。

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芝生

いつからだろう。
歩いているだけで満足出来なくなったのは。

先日、気軽に登れる山の中腹にある公園に行った。
天気は曇り。見渡す一面芝生が敷いてある。
ゴロリと横になり、ぼーっと回りを眺めていた。

目線の端の方から誰かが視界に入ってくる。
一歳位の赤ちゃんだった。

その子の顔を見た時、ハッとした。
まだおぼつかない足取りで、本当に幸せそうに芝生の上を歩いている。
ただ歩いているだけなのに、生き生きした顔で芝生を楽しんでいる。

あの純粋な感覚は何処にいってしまったのだろうか。

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