夏バテ(内蔵にもエコを)

今日は幾分涼しいですね。
暑さの中休みがあるとホッとしますよね。
さて、今日は夏バテのお話です。
この季節になると、スルッと入る物や冷たいものを採りたくなりますよね。
お気持ちはわかりますが、体的には良くはないですよ。
スルッと入る食べ物は、あまり咀嚼をされずに胃袋に届きます。
胃袋に届いた食べ物は、胃液(主に塩酸)で溶かされます。
通常よりも咀嚼されずに、胃袋に到着してしまうと、
溶かすための胃液がより多く必要になります。
さらに、胃から小腸に送り出される際、そのままだとかなりの強酸状態
ですので、膵液により中和されます。
胃液が多いとそれを中和するための膵液も多くなります。
良く噛まない→胃液増える→膵液増えるという具合になります。
natubate
胃液も膵液も通常より多く出さないとならないので、内蔵も疲れますよね。
これが夏バテの原因の一つです。
良く噛むことで内蔵もエコ化できます。
ぜひ、内蔵にやさしくしてあげてください。
ちなみに、治療院ではりきゅうで「夏バテ」を治療する場合は、胃と膵臓が癒える様に私は治療をしています。
では質問。冷たいものを採るとなぜ体に負担になるか?
よければご意見お聞かせください。
私なりの考えは次回にでも。。。

iga について

はじめまして。 喜絡堂の院長をしております伊賀秀文です。 これも何かのご縁ですね。 その季節ごとに旬の話題を提供していけたらと思っております。
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