足りるということ

今日は久しぶりに治療院をお休みにして、西伊豆の南山荘という温泉宿に来ています。
以前は高級旅館の老舗として名高い旅館でしたか、今はセルフサービスを基本としたリーズナブルなお宿に転身しています。元老舗だけあり、とにかく建築物が素晴らしいです。
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その建築物に泊まれることと、弱アルカリ性のお肌に良い泉質の温泉が魅力でちょくちょく来ています。
朝食付きのみのプランで平日だと数千円で泊まれてしまいます。
毎回、夜ゴハンは『魚武』という割烹で一杯やり、
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朝食は南山荘さんの朝食を食べるのが常になってます。南山荘さんの朝食はとてもシンプルですが、とても性にあってます。
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前回泊まったときに、このお宿の板さんと話す御縁があり、頑張って創ってるから今度晩御飯をうちで食べて下さいよ、とお勧めを受けたので、今日はそれも楽しみの一つです。
朝晩御飯付きで、このお宿に、連休中に1万円で泊まれます。
値段がかなり安く設定されているので、板さんには悪いけど、正直期待していませんでした。
晩御飯の時間になり、食堂に行ってみると、2段の重箱に入ったお弁当が用意されていました。なかを開けてみると。。。
予想以上に美味しそう。高級な仕出し弁当という感じです。
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食べ始めた頃に、板さんが現れ、メニューを工夫して考えたことを楽しく聞きながら食べました。楽しく美味しく満たされた時間でした。
食事を終え、食堂でお酒を飲まなかったので、いつもの様に『魚武』さんへ。。。
しかし、いつもと何かが違う。
御飯を食べたからお腹はある程度膨れているけど、まだ小腹が空いている位のお腹具合。
それなのに、食べたいという必要を感じない。
ピカイチの美味しさの魚を食べる選択することは出来るけど、選択する必要を感じないという感じになりました。
そのときのお腹は、とても暖かく、背伸びをした時に感じる気持ち良さの様な気持ち良さを胃に感じ、とても落ち着いていました。
ふと、『これが足りるということか。。。』という体験に気づきました。
その『気づき』を肴に伴侶とお酒が進んだことは言うまでもありません(・ω・)
是非、ご興味のある方は南山荘に足を伸ばしてみて下さい。

iga について

はじめまして。 喜絡堂の院長をしております伊賀秀文です。 これも何かのご縁ですね。 その季節ごとに旬の話題を提供していけたらと思っております。
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