間合い

今日は小唄という三味線を聞きに行くご縁に恵まれた。
最初、誘われた時は面白くないだろうと思って期待はしていなかった。
しかし、実際に目の前で演奏を聞くとそれは一変した。
独特の音色も魅力的だったが、音合わせもしていない、
二人がお互いの間合いを見極めて、素晴らしい唄と糸の共演となった。
お互いに身体から発する何かを感じとり、お互いにそれを合わせる。
私はそこに、愛というか、艶やかしさというか独特の雰囲気を感じた。
これを知ると、また新たな何かに気づきがありそうと感じ、
胸踊る気持ちに浸りながら、日本酒を堪能した。

iga について

はじめまして。 喜絡堂の院長をしております伊賀秀文です。 これも何かのご縁ですね。 その季節ごとに旬の話題を提供していけたらと思っております。
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